伊江島にお越し頂いたら、まず訪れて頂きたい観光名所 阿良御嶽(あらうたき)
こんにちは、伊江島観光バス株式会社 Blog担当の藤川です。
沖縄本島北部・本部港から、フェリーで30分。
伊江島は、本部町の沖合に浮かび、
沖縄本島から気軽にアクセスできる離島として大人気です。
など、様々な伊江島の楽しみ方があります。
伊江島観光バス株式会社のBlogでは、伊江島に来たらぜひ、見て欲しい観光スポットを
ご紹介しています!
今回は、
伊江島へ訪れたらまず最初に訪問して頂きたい場所があります。
それは、島の玄関口と言われ、伊江島に訪れた人だけなく、
伊江島に帰った人も訪れ、旅の無事を報告する場所、
阿良御嶽(あらうたき):阿良の御嶽をご紹介します!
※記事中の阿良御嶽の写真は、伊江村HPの観光名所「阿良の御嶽」より使用させて頂きました。
阿良御嶽(あらうたき)とは?
阿良御嶽(阿良の御嶽)は、島に伝わる民謡「砂持節」の発祥地でもあり
小さな浜辺と波止場がある「阿良の浜(あらのはま)」という海岸の、道を隔てた向かいにあります。
阿良御嶽(阿良の御嶽)には、鳥居があり、それをくぐり抜けて階段を上ると、
石を積みあげた二つ目の鳥居があり、神様が祭られています。
そして、二つ目の大きな石を積んで作られた鳥居の向こうを除くと、なんと、
まるで石の額に収まったような「城山(たっちゅー)」が見えます!
※ちなみに、御嶽とは、「うたき」と呼び、
琉球の信仰における祭祀などを行う聖なる場所、聖地にあたります。
阿良御嶽で祀られている神様「タツガナシ」と「サラメキガナシ」
阿良御嶽(阿良の御嶽)には、
- 「タツガナシ」
- 「サラメキガナシ」
という二神を祀られており、昔から旅の往復の無事や
安泰を祈願する拝所として知られています。
「タツガナシ」は、旅立をするとき立ったまま拝む神
「サラメキガナシ」は、舟をサラサラと走らす神
と言われているそうです。
阿良御嶽は旅の無事を願う場所
阿良御嶽(阿良の御嶽)にある石碑には、
「この嶽は、大和旅に行く人や兵隊に出征する人にとっても忘れられない所。
帰島の時も、舟から降りたら迎えに来た人と一緒に解きお願い(ブトゥチウグヮン)を
しなければならない場所であった。行きも帰りもお願いの婦女が鼓(スィズィニ)をもって、
旅行安全と感謝のダンジュカリユシを謡った。」
と記されるなど、その昔から旅の無事を祈願し、無事に帰ってこれたら
そのお礼の挨拶に訪れる場所です。
ぜひ、伊江島での楽しいひと時、そしてご自宅へ戻られるまでの
無事を、阿良御嶽(阿良の御嶽)で願って頂きたいと思います。
阿良御嶽(阿良の御嶽)へのアクセス
名称 | 阿良御嶽(あらうたき):阿良の御嶽 |
住所 | 〒905-0502 沖縄県国頭郡伊江村字東江前(下記地図を参照ください) |
アクセス | 港から車で約5分、徒歩約15分 |
駐車場 | あり |
最後までご覧くださり、ありがとうございました!